埼玉県上尾市にある賃貸マンションです。
近くにはゴルフ場や川があり、自然が多い所に立地しています。
築年数は16年で外観の劣化は比較的少ないものの、物件の入口が分かりづらく、夜間はとても暗くなってしまうことが、空室対策上の課題に挙げられていました。
エントランスは内覧の際に最初に入居者の目に入る重要なポイントです。そのため、エントランスのデザインは第一印象を左右する重要な要素と言えます。入居率を向上させるため、空室対策につながるエントランスを確立するリノベーションをご提案いたしました。
南欧プロヴァンス住宅をモチーフにしたプランニングを行いました。
中2階の階段手摺壁にはナチュラルな風合いの石調のシート建材を貼り、手摺壁笠木にはモールディングを施しました。地中海のような明るくナチュラルな雰囲気を感じるテラコッタ風の土間タイルを用いることで、温かみのあるエントランスが出来上がりました。
入居者が必ず通る壁面には、「Welcome home!(おかえりなさい)」「Have a good time!(いってらっしゃい)」といったメッセージをペイントしました。見た目だけでなく、オーナー様の気持ちがこもった温かなエントランスとなりました。
エントランスがある物件は、デザインによって外観を特徴づけしやすい利点があります。しかし、エントランスがない物件でも、物件の顔をつくることができるため、空室対策につながるプランを提案することが可能です。
タイル貼りでデザイン性のあるお建物でしたが、エントランスのインパクトがない点が気になり、エントランスリノベーションをご提案させていただきました。
存在感が増すよう、木目のルーバーと外壁に設置したモールディングがポイントです!
ファミリーをターゲットにしているので、明るく温かい雰囲気の南フランスをイメージしました!