こちらの賃貸マンションは、京都・四条烏丸から徒歩10分の学生専用マンションです。
外観は綺麗なのですが、エレベーターホールはどこか暗く寂しい雰囲気がありました。
また、暗い印象の排煙窓や大きな柱が通行の邪魔になるというお悩みをオーナー様が抱えられていました。
間接照明をタイルに照らし、天井や壁を明るくなるようにしました。
タイルは、プレートのような薄型のデザインを採用し、圧迫感を抑えました。
弱点だった「目立つ排煙窓」は発想の転換で、排煙窓以外に目が行くアクセントをつくりました。
もう一つの弱点だった「通行の妨げになる大きな柱」は、エレベーターから降りてくる人とホールに入ってくる人が衝突しそうになっていました。
柱に鏡を取り入れたデザインを施すことで、どちらからも人影が見えるようにしました。鏡で外出前に身だしなみチェックもできるので、入居者様には喜んで頂きました。
暗い印象がしたエントランスは、元々あった折り上げ天井部に間接照明を製作し、折り上げ部に木目調のシートを貼ることで、温かみのある印象へと生まれ変わりました。
元々はグレー一色で無機質で少し冷たい印象でした。全体的に暖かみのある素材や色でまとめつつ、分譲マンションのような雰囲気でプランニングさせていただきました。春からの新生活、入居された学生さんが充実した学生生活を送って下さるよう願っています!
施工前とは印象が大きく変わり、初めて見た時は同じ物件とは思えない位で驚きました。
また、困っていた箇所についても、解決していただき良かったです。
特にエレベーターの乗り降りの際に危険だった部分は、実際に体験してみて鏡で人影が分かり安心しました。
明るく、オシャレになって嬉しいです。ポストに大型郵便が入るようになったり、宅配ボックスも助かっています。