ママ目線で子どもに優しいエントランスリノベーション
京都府京都市
近くの大学に通う大学生、社会人単身者向けの賃貸マンション。3連棟の物件です。
外構部には、駐輪場に入りきらない自転車やバイクが乱雑にとめられていて、管理が行き届いていない印象を与えてしまっていました。また、夜は外灯が少なく防犯性にも懸念がありました。
そこで、エントランスは、石調シートとひさしの再塗装を行い、マンション銘板のデザインを変更、オートロック盤、照明とともにアイポイントになるよう、トータルでデザインしました。
また、エントランス前には割石を、アプローチにはタイルをデザイン貼りし、LED 照明を埋め込むことで、昼夜で異なる表情を持つエントランスへと生まれ変わりました。
B棟・C棟の外構には、塀を立て、その後ろ側に新たに駐輪場を設けることで、自転車の整理整頓ができるようにしました。この他にも、塀下部に四つ葉のクローバー型タイルを施し、駐輪場には夜になると光る蓄光のビー玉をと、細部にたくさんの仕掛けを施しています。
学生さんが多く暮らす物件であるため、共用部分の利用マナーを守ってもらいながら、安全への不安を抱かせることがないような、リノベーションプランを考案しました
こちらの賃貸マンションは、連棟の建物ですが、アプローチ空間との区別があまりなく、全面タイル貼りで少し殺風景な印象を受けました。
エントランスが映えるよう、石調シートやひさしの色、マンション銘板、足元のタイル等を総合的に見直し、デザイン性を高め
るよう努力しました。アプローチのタイルも無機質に敷き詰めただけのものから変更。
また、乱雑にとめられていた自転車やバイクを整列してとめて頂けるように駐輪ポートを立て、外からの目隠しをかねて、マン
ションの顔となる塀を新設しました。
塀には幸せの象徴である白いハトのオブジェを設置。土間には、ソーラーのLED を埋め込んだり、蓄光石を埋め込んだりし
ているので、夜は地面がまるで夜空のようになり、入居者の方々に癒しを与えてくれます。
3棟の建物とアプローチのデザイン性を高めることで、印象を大きく変えました。
また、マンションの顔となる塀や駐輪スペースを新たに設けることで、外構部の空間を整理することができ、入居者様自ら自転車やバイクを整理するという行動に結びつき、整理意識を高めることができました。
エントランス、アプローチ、塀などにLED 照明を配置し、夜間暗かった建物周辺を明るくしました。
本当に素敵の一言ですね。ロマンチックで、綺麗で、今までのマンションとは別物みたい。
ほんとに素敵で気に入っています。